研修会から臨床への応用

報告

横浜市港北区新横浜地区にあります、脳梗塞リハビリ専門保険外サービス「Discovery style」の阿部です。

今回は、私自身が現在意識して取り組んでいることのきっかけになったこと、それを脳梗塞を経験されたお客様の脳梗塞リハビリサービスに応用していることについて記事にしてみました。
2019年が始まり、私が最初に参加させていただいた研修会で得られたことを中心にお伝えできたらと思っています。

1.研修会から得られること

私は、当施設の休みを利用し、セラピストを対象にしたリハビリ研修会に参加するようにしています。
現在、セラピストに向けたリハビリ研修会、講習会は多々ありますので、私は、今必要であると感じたものを中心に参加をするので、横浜近辺だけではなく、各地に行っています。
研修会に参加するメリットとして、もちろん研修会のテーマに沿った知識の獲得や整理、リハビリ場面で一番必要となる実技練習をすることで得られる相手から受け取る感覚、自分で実践して得られる感覚などの経験が得られます。
また、一番私が大切だと感じているのは、研修会に参加している方々とコミュニケーションが取れ、近況の情報交換が出来ることです、同じ志を持ち、研修会に参加しているので、自然と話している内容も深くなります。また、話すことで自分の考えていることを整理することができ、とても充実した時間を過ごすことができます。
よって、私は時間が取れるときは研修会に参加し、自分のスキルを磨くことと共に、いろいろな方からの情報交換をさせていただいています。

2.最近の研修会から得られたこと

今月初旬に研修会に参加し、とてもそこで行われた内容に共感できたので、私が現在実践し、意識していることについて紹介させていただきます。
現在、リハビリ関連の書籍には、基本動作と言われる寝返り、起き上がり、立ち上がり、着座、歩行を分析したものは多々出版されています。
しかし、私たちが行う日常生活動作は多岐に渡り、基本動作だけでは日常で行われる生活動作は賄えません。
このような生活動作を詳細に分析し、書籍のように詳細に掲載されたものは少ないと思います。
当施設では、脳血管アプローチの各コースを受けていただく際に、目標設定をし、課題をどのようにクリアしていくのか?をお客様と一緒に考えていっています。
「エスカレーターに乗りたい」「バスに乗りたい」「和室の部屋に通されても大丈夫なように、床から立ちたい」「自転車に乗りたい」などなど。
その中で私は、どのようにこれらの課題を考えていけばよいのか?ということを考えることは、とても脳梗塞リハビリに限らず、どのリハビリ場面でも重要であると思っています。

そこで今回、参加した研修会では、これらの課題をどのように考え、課題を達成するための必要な評価やアプローチを行っていくのかを考えていくという内容でした。

1つの課題を考えていく過程でとても重要となるのは、効率性です。
効率性とは、
①目標が達成できること
②短時間で行えること
③最小のエネルギーで行えること と言われています。
この効率性を阻害している因子を見つけることが、課題を達成するために必要な条件となってきます。これを運動や課題を分析すると言われています。
そもそも課題を行うためには、運動が連続して起こっていることを外してはいけません。
トイレで用を足すという課題があったとしたら、そのためには、ベッドから起き上がる→立ち上がる→トイレまで移動する→ズボンを下げる→便器に座る→後始末をする→便器から立ち上がる→ズボンを上げるといったように、運動が連続します。
分析をするためには、上記のように課題を部分部分に切り取る相分けをし、またその相の中で必要な構成要素と呼ばれるその動作を構成しているものを抽出し、その構成要素のどこに問題が生じているのか?ということを考えていく必要があります。なので、課題について多くの情報を持っていないと、課題を分析し、実際に行っている場面を評価し、評価から得られた情報から適切なアプローチを立案することは困難となってしまうのです。

今回はこの過程を参加された方々と行ってきました。
このような思考過程を行うことで、メリットなのは、より明確な課題への問題となる要素が抽出できるので、アプローチ内容が明確になることです。また、過程を踏んでいくので、もし途中で予測された結果と異なっても、立ち戻ることができ、評価やアプローチを行う幅が広がるため、セラピストはもちろんですが、対象者の方にも理解されやすく、特に1週間に出来るリハビリの量が限られている方々に自主トレーニングや生活の中で意識してもらいたい要素を伝えるときにとても役立つと思いました。

3.まとめ

今回、私自身が研修会で学び、取り組んでいる内容をご紹介させていただきました。
脳梗塞リハビリに限らずリハビリの知識や技術は医学と同じように日進月歩で変化していきます。
昨年はこのように考えていて、実践してみてはどうですか?と提案されたものでも、次に受講した際に、内容がアップデートされていたということは当たり前のようにあります。
なので、知識や技術を常に最新のものにしておく必要性は必ずメリットがあると私は感じていますし、それをお客様とのリハビリの中で、どのように活かしていくかを考えることは日々重要であると思っています。
少しでも、私自身が関わることで、お客様が新しい生活へと変化するきっかけを得ていただけるように、日々自分の考えをしっかり確立させていきたいと思っています。

施設長が経験して感じた・・・ 訪問看護リハビリの現状

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
もし、横浜市港北区新横浜地区にあります当施設についてご興味・ご関心がございましたら、下記の当施設のホームページのURLから、ホームページをご覧いただけましたら、幸いです。

https://discoverystyle.jp/

よろしくお願いいたします。

 

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


関連記事一覧